サイジニア IBM Watsonを活用した実証実験を開始

〜自然言語によるオンラインショッピング『コグニティブEC』の実現を目指す〜

サイジニア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:吉井 伸一郎、証券コード:6031 東証マザーズ)は、ソフトバンク株式会社が日本アイ・ビー・エム株式会社と共同で展開する「IBM Watsonエコシステムプログラム」に参加し、IBM Watson日本語版を活用したオンラインショッピングの実証実験を開始します。この実証実験では、自然言語に基づくコミュニケーションにより、利用者の意図を理解してショッピングを行う『コグニティブEC』の実現を目指します。

【背景】
近年、人工知能技術による従来課題の解決および将来の応用可能性に注目が集まっています。IBM Watsonはコグニティブ・コンピューティングを実現するプラットフォームです。クラウド上で提供されるIBM Watsonは、大規模なデータを分析し、自然言語で投げ掛けられた複雑な質問を解釈し、根拠に基づいた回答を提案します。今後、我々の社会生活の中で導入を進めるには、それぞれの利用シーンに関する膨大な学習データとそれに基づくシステムの学習プロセスが必要になります。

サイジニアは、人工知能技術とオンラインショッピングに関する膨大なデータを有しています。ユーザーのオンラインショッピング体験の向上には、人間の根源的なコミュニケーション方式である自然言語によるショッピングサービスが必要と考え、ユーザーの意図を理解してショッピングを行う『コグニティブEC』の実現を目指して実証実験を開始します。

サイジニアは、2016年7月21日から22日までザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)で開催されるソフトバンクグループ最大規模の法人向けイベント「SoftBank World 2016」において、今回開始する実証実験のユースケースを想定し、『LINEビジネスコネクト』を利用したデモを実施します。

※IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
※LINEビジネスコネクトは、LINE株式会社が、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供して活用できるサービスです。

 
■サイジニア株式会社について
サイジニアは、「検索エンジンでは見つけられない幸せがある」という思いから、北海道大学大学院 複雑系工学講座の准教授と研究メンバーが立ち上げたテクノロジー企業です。
サイエンス+エンジニアリング=「サイジニア」として、先端科学の知見を工学的に応用、「複雑ネットワーク理論」や人工知能を活用した解析技術を実用化し、情報が多すぎて欲しいものが見つけられないという21世紀の課題を解決することを目指しています。

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