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サイジニア レコメンデーション型パーソナライズカタログの効果を計測する特許を取得

〜ネット広告の効果検証を「紙媒体」でも可能に O2O・オムニチャネルを推進〜

サイジニア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:吉井 伸一郎、証券コード:6031 東証マザーズ)は、顧客一人ひとりにパーソナライズしたレコメンデーションが印刷された紙媒体の効果を計測する手法について、特許を取得しました。今まで広告効果の検証が難しかった紙媒体でも、ネット広告などと同様にデジタルマーケティングにおける広告効果の検証が可能になります。今後はこの手法を、特にO2O(Offline to Online)やオムニチャネルの領域で活用します。

【経緯】
サイジニアでは、顧客ごとの購入商品に合わせてパーソナライズしたレコメンデーションデータをチラシや明細書上に出力するサービス『デクワス.POD』を2014年から提供しています。サービス提供開始から2年近く経過しても『デクワス.POD』チラシ経由のECサイトでの再購入率が30%を超えている事例もあり、現在まで、紙媒体を活用したO2Oサービスは顧客の支持を得ています。2015年にサイジニアは、ECサイトの行動履歴を分析して、人工知能技術により顧客ごとにパーソナライズされた情報を紙媒体に出力する技術・手法について、特許を取得しています(下図橙色矢印部分)。

サイジニアは今回、紙媒体に出力されたレコメンデーションの効果を計測する発明についても新たに特許を取得しました。これは、パーソナライズチラシを生成する際、顧客ごとのチラシデータを特定の識別子とともに記憶しておき、後日その顧客がECサイトを再訪問して購入した際に、その識別子を照合し成果を計測することに関する発明です。また、この発明には、照合結果を単にレポーティングに利用するだけでなく、人工知能技術により次回のレコメンデーション精度向上のために学習データに活かすまでの過程を含みます(下図の青色矢印の部分)。

図

ネット広告のようなデジタルマーケティング領域では、広告効果の計測は広く行われていますが、紙媒体による非デジタルの広告では、掲載商品ごとの広告効果を測定するのは困難でした。

今回の発明により、クライアント企業は紙媒体によるパーソナライズマーケティングの投資対効果を定量的に把握できるようになります。また計測結果を、次回のレコメンデーションを向上させるための学習データとし、すでに特許取得済みの発明と組み合わせて、人工知能技術に基づく自動的なPDCAサイクルを回すことができるようになります。

サイジニアでは、EC物流、商品の受注から決済業務までを扱うフルフィルメントを提供する倉庫会社、購入明細書やダイレクトメールなどの印刷を担当する印刷会社、オンデマンド印刷機を提供しているプリンターメーカー、POSシステムベンダーおよびシステムインテグレーターとの連携や協業を進めています。今後さらに、本発明の特長を生かした商品開発を行い、オムニチャネル事業の拡大に向けて取り組んでまいります。

■サイジニア株式会社について
サイジニアは、「検索エンジンでは見つけられない幸せがある」という思いから、北海道大学大学院 複雑系工学講座の准教授と研究メンバーが立ち上げたテクノロジー企業です。
サイエンス+エンジニアリング=「サイジニア」として、先端科学の知見を工学的に応用、「複雑ネットワーク理論」や人工知能を活用した解析技術を実用化し、情報が多すぎて欲しいものが見つけられないという21世紀の課題を解決することを目指しています。
 
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